BBS 53816


2作目 無論、タイトルなんか考えている訳ありません

1:魔王オルステッド :

2010/04/20 (Tue) 22:09:34

「あぁぁ~……ネタが思い浮かばないぃぃ~……」
 ギルドホールに苦悶の声が響き渡る。声の主はいわずもがな、オルステッドだ。
 彼は先日、自分の苦悩を小説にして貼りだしてはみたものの、不幸にもそれが好評だったようで、引き続き執筆するよう明日香から言われたのであった。
次なる作品の為にギルドホールに引きこもり、床に胡坐をかいて考えてはいるが……一向に言葉の一つも浮かばない。
「どうじよぉぉ~……ん?」
 そんな彼の耳に、自分の呻き声とは違う音が入ってくる。音は窓から聞こえてくるようだ。
 オルステッドが顔を向けると、そこには黒い雨雲が青空を覆い、降りしきる雨が地面や窓をひっきりなしに打っていた。
「空が黒いなぁ……まるで俺の心境を表してるみたいだよ……」
 考え、思いついた事を書き、詰まって、紙を丸めて投げ捨て、新たな紙を手に取る。さっきからこの繰り返しであった。
 その結果、彼の後ろには少し書いただけで丸めた紙の山が築かれるだけで、進捗状況は非常に芳しくなかった。これでは心が腐ってしまうのも無理はない。
「やっぱダメなのかなぁ、俺って……」
 天上に向けて小さくため息を吐く。
 事の起こりこそ本意で始めたものではないにしろ、自分を拾ってくれたこのギルドに恩返ししたいという気持ちもある。だから引き受けてはいるものの、どうやって書けばいいのか分からず、筆が動かない。
 ホントはこう言いたいんだ! という思いだけが心の中で膨れていく。
それを吐きだす術を、今の彼は知らなかった。
「………………」
 ふと、彼の手が動いた。徐々にではあるが、真っ白な紙を文字の羅列で埋めていく。
 紙に書かれたその内容は、お世辞にも小説とは到底言えなかった。
「……何だよ、簡単な事だったんじゃねぇか……」
 やがて手を止めたオルステッドは、自分が紙に書いた内容に見、笑い声を上げた。
 彼が書いた事――それは、このギルドに対する彼なりの感謝の言葉の羅列であった。
2:りみ :

2010/04/27 (Tue) 18:04:48

イイハナシダナ…(´∀`)
3:BiomexPoreoms:

2013/09/07 (Sat) 00:37:13

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